仕入れメカニズム
石油製品は、原油を精製すると一定の割合で他の油種まで自動的に生産される連産品(ガソリン、灯油、軽油など)で、特定の油種を必要なだけ生産することができないという性質を有しています。
また、一般的に石油元売会社においては、石油精製設備の稼働率を維持するために一定のボリュームの石油製品を精製し続けることが多く、このため、石油元売会社は生産したガソリンなどを自社の系列特約店などに対して販売しきれずに余剰ガソリンが発生する場合が御座います。
こうした余剰ガソリンは、石油元売企業から石油専門商社、石油卸企業等へ販売されております。こうした製品を業界では「業転玉」「業者間転売物」などと呼んでいます。
これらは系列特約店への販売価格に比べ安く販売されることが多いため、こうした余剰ガソリンを仕入れることで油セルフではお客様に低価格でガソリンをご提供できるのです。